映画・動画用語「セイムサイズ」とは?

動画をもっと知りたい
先生、「セイムサイズ」という用語がわかりません。

動画・映画マニア
「セイムサイズ」とは、カットを同じ位置(同ポジ)と時間(同尺)でインサート編集することを指します。

動画をもっと知りたい
つまり、前のカットと次のカットが同じ長さで、同じ位置から始まるということですか?

動画・映画マニア
そうです。そうすることで、スムーズでシームレスな編集が可能になります。
セイムサイズとは。
映像編集における「セイムサイズ」とは、インサートするカットのサイズとタイミングを、元のカットと同一にする編集手法を指します。
セイムサイズとは

セイムサイズとは、映画や動画編集における用語で、同一のサイズを維持した動画のことです。通常、動画はアスペクト比が異なる複数のサイズで作成されます。アスペクト比とは、動画の幅と高さの比率のこと。しかし、セイムサイズはアスペクト比を固定し、すべての動画が同じサイズになります。セイムサイズを使用すると、異なるデバイスやプラットフォームで動画を再生しても、一貫した表示が可能になります。例えば、169のセイムサイズを作成すると、スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれで再生しても、動画は常に169のアスペクト比で表示されます。
セイムサイズのメリット

セイムサイズのメリットは、主に画面のサイズと解像度の統一性にあります。同一のサイズと解像度の映像素材を使用することで、画面の切り替え時や複数の動画を並べて表示する際に、サイズやアスペクト比の調整が不要になります。また、編集作業時も、映像素材のサイズや解像度を合わせる手間が省けます。さらに、異なるデバイス間での動画配信においても、サイズや解像度が同一であれば、デバイスごとの調整や最適化の必要が減り、配信の効率化につながります。
セイムサイズのデメリット

セイムサイズのデメリットとして挙げられるのが、演技の幅が狭まることです。同じサイズ感で固定されるため、役の幅が限定され、俳優の表現力が削がれるおそれがあります。また、観客から固定観念を植え付けられる可能性もあります。同じようなキャラクターを演じ続けることで、観客が俳優をその役のイメージに結びつけてしまい、他の役柄を演じても違和感を覚える場合があります。さらに、型にはまるという危険性も潜んでいます。同じような役を演じ続けることで、俳優自身もその演じ方に慣れてしまい、他の表現に挑戦する意欲が薄れてしまう恐れがあります。
セイムサイズの使い方

セイムサイズとは、動画編集において、特定のフレームに対して、その前後にあるすべてのフレームを同じサイズに合わせることを指します。これは、動画のつなぎ目やトランジションをスムーズにし、視覚的に安定感のある映像を作成するために使用されます。
セイムサイズの使い方はシンプルです。動画編集ソフトウェアで、目的のフレームを選択し、「セイムサイズ」または「フレームを一致させる」などのコマンドを選択します。すると、そのフレームのサイズが前後すべてのフレームに対して適用され、滑らかなトランジションが実現します。また、合成された映像やモーショングラフィックスなど、異なるサイズやアスペクト比の素材を組み合わせて使用する際にも、セイムサイズを使用することで、一貫性のある映像を作成できます。
セイムサイズの実例

セイムサイズの実例
セイムサイズは、アクション映画やサスペンス映画でよく使われる手法です。たとえば、『ジョン・ウィック』シリーズでは、主人公のジョン・ウィックが敵と対峙するシーンで、両者が同じサイズ、同じ姿勢で描かれます。このことで、両者の対等な関係や激しい衝突の緊張感が強調されます。
また、ホラー映画の『インシディアス』では、悪霊が子供を襲うシーンで、子供と悪霊のサイズが同じになります。このことで、悪霊の脅威的な存在感と、子供に対する無力さが際立ちます。さらに、『007』シリーズでも、ボンドと敵の対決シーンで、両者が同じサイズで描かれることで、彼らの駆け引きや緊張感が盛り上がります。