映画用語「クランクイン・クランクアップ」の由来と習慣

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「映画と動画の用語『クランクイン・クランクアップ』について教えてください。

動画・映画マニア
クランクインとは、撮影開始のことを指す言葉で、撮影終了をクランクアップと呼びます。

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なるほど。では、「クランクイン」という言葉の由来は何ですか?

動画・映画マニア
初期の映画撮影機に手回し式のハンドル(クランク)があり、そこから「クランクイン」という和製英語が生まれたとされています。
クランクイン・クランクアップとは。
映画や動画制作において、「クランクイン」と「クランクアップ」という言葉があります。
「クランク」とは、映画の撮影機に使われていた手回しハンドルのことです。撮影開始時は、このハンドルを回して撮影を始めることから、「クランクイン」と呼ばれます。
「クランクアップ」は撮影終了を表します。「クランク」のハンドルを止めることで撮影が完了するため、この名称が付けられました。
「クランクイン」と「クランクアップ」は和製英語で、英語では「クランクイン」を「スタート・フィルミング」、「クランクアップ」を「フィニッシュ・フィルミング」と表現します。
クランクアップの際には、主演俳優や監督にお花を渡すのが慣例となっています。また、俳優が自分の出番の撮影を完了しても、「オールアップ」と呼びます。
「クランク」の語源

映画用語の「クランクイン」「クランクアップ」は、映画製作の開始と終了を表す言葉です。これらの用語の起点は、19世紀末にさかのぼります。
当初、映画撮影では、カメラを回すときに「ハンドクランク」というハンドルを手で回していました。撮影の開始を「クランク・オン」、終了を「クランク・オフ」と呼び、やがて「クランクイン」「クランクアップ」という表現が定着しました。
「クランクイン」の由来

映画用語における「クランクイン」とは、撮影の初日を指します。この言葉の由来は、かつて映画撮影に使用されていた手回し式の映写機にあります。映写機を回すためのクランクを「ハンドル」と呼び、撮影開始の合図として「ハンドルを回せ(Roll the handle)」と指示が出されていました。この指示が「クランクイン(Crank In)」という言葉に転じ、撮影開始を意味するようになったのです。
「クランクアップ」の由来

「クランクアップ」の由来には諸説ありますが、最も有力なのは撮影機器に由来する説です。昔の映画撮影機には「クランクハンドル」と呼ばれる手回しハンドルがついており、撮影を開始するにはこのハンドルを回してフィルムを送り出していました。撮影終了時も、同様の動作でフィルムを送り終える作業が必要でした。このクランクハンドルの動作が「クランクアップ」という言葉の語源になったと考えられています。
クランクアップの際の習慣

-クランクアップの際の習慣-
映画制作では、クランクアップの際、さまざまな習慣や伝統があります。 監督やプロデューサーからキャストやクルーに、お祝いのスピーチや贈り物が贈られることが一般的です。また、伝統的に、クランクアップの日に「最後のショット」を撮影した俳優は、監督から花束を受け取ります。さらに、クランクアップの象徴として、「クランクアップボード」と呼ばれるボードに、制作期間やスタッフの名前、映画のタイトルなどが書かれます。これが、プロジェクトの完了と、キャストやクルーが長い旅路を共にしたことを祝う瞬間となるのです。
「オールアップ」の意味

「オールアップ」という用語は、「クランクイン」や「クランクアップ」と同様に、映画制作における重要な段階を表しています。クランクアップは撮影の終了を意味しますが、オールアップは撮影以外のすべての作業が完了したことを指します。この段階には、編集、音響制作、視覚効果の追加などが含まれます。
オールアップは、映画制作の最後のステップと見なされており、制作チームが長時間の作業を終えてついに完成品を手にする瞬間です。これに伴い、パーティーや祝賀会が催されることが多く、関係者全員の労苦を讃えます。オールアップは、映画制作のプロセスにおける達成感と、待ちに待った完成品の公開に向けての期待を象徴する瞬間なのです。