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映画と動画における「芯」とは?
「芯」という概念は、映画や動画における重要な要素です。それは作品の中心となるアイディアやテーマであり、観客に強い印象を与えます。芯は、作品内の出来事や登場人物の動機を結びつけ、観客に物語やメッセージを理解させるのに役立ちます。 -
舞台を盛り上げる振り落としとは?
舞台上でよく目にする振り落としとは、役者が舞台から落ちるかのように見える演出です。実際には落ちずに、トリックやテクニックを用いて観客に落ちたように見せるものです。振り落としは、場面の緊張感を高めたり、笑いを誘ったり、観客を驚かせたりするために用いられます。 -
上手と下手:舞台・撮影現場における方角の定義
演劇や映画の舞台や撮影現場では、「上手」と「下手」という方位を定義しています。この用語は、観客またはカメラから見たときにステージやスクリーン上の位置を示すために使用されます。 「上手」は、観客またはカメラの右側に位置する場所を指します。一方、「下手」は、左側に位置する場所を指します。この定義は、舞台やスクリーンの寸法、観客席やカメラの位置、舞台装置の配置などのさまざまな要因に基づいています。 -
映画や動画の謎用語『小裂』とは?
『小裂』の意味と由来 映画や動画編集の場面で「小裂(こさこ)」という言葉が飛び交うことがあります。これは、映像を短く切り取ったクリップを指す業界用語です。この用語は、フィルム編集時代に使われていた「フィルムを小分けにする」という行為に由来しています。当時は、フィルムを物理的に切り貼りして編集しており、その作業でフィルムを細かく切り分ける必要がありました。これが「小裂」という言葉の語源となったのです。 -
能舞台の響きを響かせる所作台
能舞台の響きを響かせる「所作台」とは、舞台の格調高い雰囲気を演出するために設けられる重要な装置です。舞台の中央に配置され、武者の座や舞の添景として用いられます。 所作台は、通常、高さが1.2メートルほどの土台に、幅約1.8メートル、奥行き約1.2メートルの板が載せられた構造です。素材は檜やヒノキが用いられ、装飾が施されることもあります。 -
出囃子とは?映画や動画でよく聞くあのフレーズの正体
出囃子とは、特定の人物や場面が登場するときに演奏される音楽のことです。古典芸能の能や歌舞伎で、登場人物が舞台に出入りするときに演奏されます。また、映画やテレビドラマでも、特定のキャラクターやシーンに登場するときの音楽として使用されています。出囃子は、そのキャラクターや場面の印象を強め、臨場感や雰囲気を演出する効果があります。 -
映画と動画における「出べそ」とは?
出べそとは、映像作品において、シーンが本来の順序ではなく、後にジャンプして戻る場面のことです。通常、観客の理解を深めたり、物語に深みを持たせたりするために使用されます。例えば、映画の序盤で謎めいた事件が起き、出べそを使って後でその背景を説明するなど。 -
映画・動画でよく目にする『ドロップ』ってどういう意味?
ドロップとは、映画や動画でよく目にする演出テクニックで、画面が突然暗転・消失したり、場面が切り替わったりするものです。ドロップにはさまざまな種類があり、例えば、シーンの区切りを示す「カット」、次のシーンへの期待を高める「フェードアウト」、特定の感情や雰囲気を演出する「ブラックアウト」などがあります。 -
映画と動画の用語「エプロン」とは?
エプロンの定義 映画や動画における「エプロン」とは、フレームの縁から被写体までの距離を指します。エプロンは、被写体をフレーム内に収めるために使用され、視覚的バランスと全体的な構図に影響を与えます。適切なエプロンは、被写体を強調し、画面から切り離すことで、視線を引き付けます。エプロンが狭すぎると窮屈な印象を与えますが、広すぎると被写体が画面の中で迷子になってしまう可能性があります。 -
映画と動画の用語『緞帳』とは?
緞帳の種類と役割 緞帳には、用途や構造によってさまざまな種類があります。最も一般的なタイプは「舞台緞帳」で、舞台を観客席から隠すために使用されます。他の種類には、「緞帳(どんちょう)」や「ドレープ緞帳」があります。緞帳は、舞台の雰囲気を演出したり、シーン間の転換を円滑にするために使用されます。また、「カーテンコール」では、観客への感謝の意を表すために使用されます。緞帳は、映画や動画においても、シーン間のトランジションや観客の注意を引くために使用されます。 -
映画・動画の「目つぶし」徹底解説
「目つぶし」とは、主に映画や動画において、視聴者が目を閉じたり、画面からそらすことを意図的に引き起こす視覚効果を指します。その目的は、暴力的な場面や不快な内容を視聴者に直接見せないようにすることです。通常、明るい光、点滅するライト、または急速に切り替わる画像などの視覚的な刺激によって引き起こされ、目や脳に負担をかけ、不快感や一時的な視覚障害を引き起こします。一部の国では、目つぶしを規制する法律が制定されており、視聴者に警告や回避策を提供することを義務付けています。 -
「平舞台」とは?映画や動画の用語を解説
-平舞台とは何か?- 平舞台とは、映画や動画などの映像作品において、床面が水平で、通常は背景が単色またはシンプルなもののシーンです。平舞台は、役者や被写体を際立たせるために使用され、観客の注意を画面上の行動や対話に引き付けます。 平舞台は、インタビュー、ドキュメンタリー、実験的な映像など、さまざまなジャンルで使用されています。また、緑色の背景のクロマキー合成によって、デジタルで背景を置き換えるための基盤としても使用できます。平舞台は、被写体の動きや表情に焦点を当て、より親密で没入感のある視聴体験を提供します。 -
プロセニアムアーチとは?映画と動画の用語を解説
プロセニアムアーチとは、劇場や映画館などにおいて、観客席と舞台またはスクリーンとの間にあるアーチ状の開口部のことを指します。この構造により、观众席から舞台やスクリーンに視線を遮るものがなくなり、臨場感あふれる鑑賞体験が得られます。プロセニアムアーチは、より没入感のある視聴環境を作り出し、観客と舞台の間の物理的な境界を明確にする役割を果たしています。 -
映画と動画の用語『奈落』の意味とは?
「奈落」という用語は、映画や動画の制作でよく使われます。これは通常、画面下に位置する、深い、暗い領域を指します。この領域は、通常はキャラクターや物体が落ちたり、姿を消したりする場所として使われます。また、奈落は危険、恐怖、不確実性を象徴するものとして使われることもあります。 -
映画・動画の用語『東西幕』とは?わかりやすく解説
-東西幕の意味と由来- 映画や動画の分野で「東西幕」という用語をよく耳にします。これは、シーンの切り替えに用いられる黒い画面のことです。なぜ「東西」なのでしょうか? 東西幕は、演劇における緞帳に由来します。緞帳は舞台の両側にあり、演目の開始や幕間などに開閉されます。昔、日本では、舞台の東側に男性役者、西側に女性役者が座っていたため、開演時には東側の幕が最初に開くようになりました。これが「東幕」の語源です。その後、東幕の対になる西側の幕も「西幕」と呼ばれるようになり、映画や動画でもシーンの切り替えに使用するようになりました。 -
舞台を立体的に照らす『サスペンション・ライト』
-サスペンション・ライトとは- サスペンション・ライトとは、天井から吊り下げられて、部屋を立体的に照らす照明器具のことです。コードやチェーンで吊り下げることで、高さや角度を調整でき、空間全体を均一に照らすことができます。また、装飾が施されたものも多く、インテリアの一部としても活用できます。さまざまなデザインや素材があり、空間に合わせた個性的な演出が可能です。 -
演劇用語『定式線』とは?
定式線とは、演劇用語で、舞台上の俳優が移動するための、あらかじめ決められた経路や方針を指します。この線は、演者の動きや場面転換がスムーズかつ効果的に行われるように設計されています。定式線は、役者の立ち位置や移動ルートだけでなく、他の俳優との間隔や、観客との関係性も考慮されています。 -
回り舞台:歌舞伎の革新と舞台装置の世界
歌舞伎の革新的な舞台装置として知られる回り舞台は、演劇の歴史において重要な役割を果たしてきました。その起源は、江戸時代初期の1600年代にまで遡ります。当時の歌舞伎は野外で上演され、場面転換には時間がかかり、観客の興を削ぐものでした。 このような課題を解決するため、歌舞伎役者たちは回転する舞台のアイデアを考案しました。最初の回り舞台は、複数の円形の回転盤を重ねた構造で、それぞれの円盤は別々の場面に対応していました。これにより、場面転換が瞬時に可能となり、劇のテンポと臨場感が向上しました。 -
舞台用語『下手』とは?意味と由来を解説
舞台用語における「下手」とは、客席から見て舞台の左側を指します。これは歌舞伎の舞台の構造に由来しています。歌舞伎では、観客席は舞台から見て左右に分かれており、左側が「下座」と呼ばれていました。これは、殿様が舞台の右側、客人が左側という当時の身分制度を反映していました。そこから、客席から見て左側を「下手」と呼ぶようになったのです。 -
映画における『下座』の役割
映画における「下座」は、メインのストーリーに直接関わるのではなく、背景や雰囲気を演出する役割を担っています。これは、画面の構図や照明、音響効果などを通じて、視聴者にシーンの気分や状況を伝えます。下座は、メインのキャラクターやプロットの代わりとして、視聴者に映画の世界に没入させる重要な要素です。 -
映画と動画の用語「地がすり」とは?
地がすりとは、動画や映画において、シーン間のスムーズな移行に使用される特殊効果のことです。フレームの一部を前のシーンから次のシーンにオーバーラップさせることで、カットが目立たないようにし、一連のアクションを途切れることなく見せることができます。通常、地がすりの時間は非常に短く、数フレームから数秒程度です。 -
大臣柱ってなに?舞台用語を解説
大臣柱とは、歌舞伎の舞台で使われる特殊な構造物で、舞台の奥にある壁に垂直に立っている柱のことです。通常は3本が使用され、中央が本柱、その両脇に脇柱が配されています。大臣柱は、後方の背景を描く大道具を支える支柱として機能しています。また、役者が立ち位置を定める目印としても使用され、舞台の空間を立体的に見せる効果も果たしています。 -
映画や動画で使われる「屋体」とは?
-屋体とは?- 屋台とは、屋外の公共スペースや限定されたスペースで営業する仮設の店舗のことです。通常、簡単な構造で、軽食や飲み物、商品を販売しています。屋台は、都市部の歩道や公園、お祭りやイベント会場などでよく見られます。 屋台でよく販売される商品は、焼きそば、たこ焼き、お好み焼きなどの軽食や、ビールや清涼飲料水などの飲み物です。また、みやげ物や工芸品を販売する屋台もあります。屋台は、地元の文化や庶民の生活を垣間見ることができる場所としても親しまれています。 -
大黒の役割と使い方
「大黒とは何か」 大黒は、日本の神道における七福神の一柱で、福徳招来や商売繁盛の神として信仰されています。大黒様の姿は、米俵に乗った槌を持つ太鼓腹のおじいさんのイメージで知られています。この姿は、五穀豊穣や繁栄の象徴とされています。また、大黒様は、屋久杉の木で作られた「打出の小槌」を持っているとされ、この小槌を振ると願い事が叶うと言い伝えられています。 -
映画や動画で語られる『大詰』の意味
大詰とは何なのか?映画や動画で頻繁に登場する「大詰」という言葉。この大詰とは、物語のクライマックスや、重要な場面を指す用語です。物語の主人公が困難に直面し、それを乗り越える場面や、重大な決断を下し、物語の展開に大きく影響を与える場面など、観客の緊張が高まり、注目が集まるシーンのことを指します。大詰は、物語全体のテンションを最高潮に引き上げ、観客に強い印象を残す重要な要素として機能しています。 -
映画や動画のそでとは?役目や種類を解説
映画や動画における「そで」とは、本編が始まる前または終わった後に挿入される短い映像のことです。その主な役目は、観客に情報を提供したり、本編の雰囲気を盛り上げたりすることです。そでは、さまざまな種類がありますが、代表的なものとして、次のようなものがあります。 -
映画・動画用語の走り込みとは何か?
走り込みとは、映画や動画制作で用いられる手法の1つです。通常は、動きのない静止画を連続して短時間表示することで、カメラが移動したり、被写体が動く錯覚を起こさせます。この手法は、動作の速いシーンや、実際のカメラ移動が困難な場面などでよく使われます。走り込みを行うことで、スムーズかつダイナミックな動きを演出することができます。 -
映画用語「かまぼこ」とは?板付との違いも解説
映画における「かまぼこ」とは、映像の画面比率のことです。上下に黒い帯状の余白があり、全体の画面が横長に見えるものを指します。この用語の由来は、かまぼこのように横長で、上下が黒く縁取られている形状からきています。 -
映画と動画の用語『暗転』 – ニュアンスの違いを解説
-暗転とは?場面転換と照明の関係- 暗転とは、映画や動画において場面が切り替わるときに、画面が一時的に真っ暗になる手法です。これは、場面の区切りを明確にするために使用されますが、同時に場面の移行に緊張感やドラマ性を加える効果もあります。 場面転換では、あるシーンから別のシーンへ切り替わる際に、暗転が使用されることがよくあります。これにより、観客は前のシーンが終わったことがわかり、次のシーンが別の時間や場所で行われることが暗示されます。また、暗転は、場面の間に時間が経過したことを示すためにも使用できます。 また、照明の観点からも、暗転は重要な役割を果たしています。場面の移行時に画面を真っ暗にすることで、照明をリセットし、次のシーンに適した照明条件を作成することができます。これにより、次のシーンの開始時に、観客が混乱したり、不自然さを感じたりするのを防ぐことができます。
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